大分国際情報高等学校

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校長室より

2020.10.15 UP

第64回創立記念日式辞
 長引くコロナ禍、経験したことのない新しい展開に揺れる政治・経済、季節感乏しく落ち着かない状況がまだまだ続いています。太平洋戦争後、高度経済成長による日本の復興に貢献された世代の方々は、この国の新たな試練を若い世代に託し見守っています。
 本日、私たち学校法人渡邊学園大分国際情報高等学校も創立から64年の特別な日を迎え、学校創立の原点に返り新たなる旅立ちのスタートとしたいと考えます。
 さて、本校の創立は、渡邊学園創設者の渡邊善市先生が41歳の時でした。1956年昭和31年10月15日に「高等部」と「専門部」を有する九州電波専門学校を別府市流川14丁目に小さな校舎を建て開校しました。戦後11年目の開校の日は、別府湾が鏡のように静かで雲一つない秋晴れであったと記録されています。当時の生徒は40数名で教職員は6名、渡邊善一初代校長は教職員の給料や学校運営の経費を稼ぐため、毎日夜中の1時2時まで別の仕事として翻訳を続けることを日課としていました。なんとしてでも学校経営をやり遂げなくてはならないという情熱に火を燃やし病気になる暇もないと当時のことを語っておられます。
 1959年昭和34年6月に現在のとぜん幼稚園のある大分市日吉町に校舎を新築し別府市から移転しました。
 1966年昭和41年、九州電波専門学校の高等部も400名を越え、この年に現在地大分市新貝に新築移転し、高等部を分離して大分電波高等学校と校名を変更し、更には渡邊校長が作詞し阿萬修三教諭が作曲した校歌が制定されました。校歌は由布・鶴見・松栄山などを歌い込んで学校の位置を示すとともに「科学の術(わざ)を究めんと、心を燃やす健児あり」「いばらの道も抜けて行き宇宙へかける夢わかす」と創設者渡邊善一氏の本校生徒の未来への期待を高らかに歌っています。
高卒者が学ぶ専門部は大分工業技術専門学校として存続し、1978年昭和53年からは大分電波通信専攻学校と名を改め大分電波高校に隣接しました。
 今の体育館が完成した1986年昭和61年の創立30周年の年には男子ハンドボール部が創部13年目で念願の全国優勝を果たしました。
 1998年平成10年からは大分国際情報高等学校と校名を変え、激動の昭和・平成を駆け抜け、新しい時代の多種多様な進路への対応を見据え、情報化社会・国際化社会に貢献できる普通教育と専門教育を施し、これまで多くの有為な人材を卒業生として輩出してきました。
 創立から64年目を迎え、一人一人を大切にし、夢の実現力と心豊かな人間性を持った人材を育成していくことを学校教育目標に掲げ、3つの校訓「愛と犠牲の精神」「質実剛健」「実践躬行(じっせんきゅうこう)」のもと、生徒たちは、日々切磋琢磨しています。
 多種多様な人々が混在する複雑な社会において、共通する究極の思いで社会貢献していくこと
 自分をよく見せようと飾るのではなく、人として中身をしっかり充実させ誰からも愛され、心豊かな人々に囲まれて健康的な幸せな人生を送ること 
 言葉だけでなく、他人の力を借りずに実際に行動してみること
 生徒たちの夢の実現に向け、3つの校訓に基づいたこの努力目標は、この64周年以降も多くの卒業生の意志を引き継ぎこれからも脈々と続いていきます。
 悩みや不安を抱えていても、日々約束しなくても大分国際情報高校に集まれる幸せを感じ、決して夢をあきらめることなく、最善を尽くし必ず訪れるチャンスを待ちながらいつも笑顔を絶やさず晴れ晴れとした表情で日々邁進していくことをここに関係者全員で確認し、64周年の式辞といたします。
  
令和2年10月15日 
 

2020.10.01 UP

10月5日(月)全校朝会「最も苦しかったこと」(放送)
令和2年度も秋の気配を感じる充実の10月に入りました。心温まる空間づくりを目指す大分国際情報高校での高校生活はいかがですか?
本校は、教員全員が正門から玄関まで立って朝の挨拶運動を毎日実施しています。4月に本校に赴任した際は、「毎日は大変だな」と感じましたが、数週間経つと24時間の中で最も心穏やかになれる心地良い時間と感じるようになりました。
 私が生きた60年間で最も苦しかった時期は、朝から何もすることがなく一日中誰とも挨拶したり話すことのない日々が続いた大学4年生の秋から卒業にかけてでした。大学では教員を目指し1年次から順調に単位を修得し大学3年でほぼ卒業単位を満たし最後の4年次は週1コマしか授業がありませんでした。更にバスケットボールも夏で引退し、アルバイトもやり尽くしお金がたまりすぎて車を自分で買っていました。そして、卒業までの最後の6か月は数学の入試問題を解いて解いて解きまくって4月からの夢にまで見た教師生活の準備としようと一人アパートに引きこもることにしたのです。
 いくら目標の達成が目前に迫っているといっても、朝から誰とも会わない、自分から強力に動かないと誰とも会えないという状況は、気が狂いそうになるくらい苦しいことだと知りました。あれから39年経ちますが決してあの苦しさを忘れたことはありません。
 教員になって3年目の24歳から39歳まで独り暮らしをしました。1月2日からバスケットボール部の遠征に始まり大晦日まで部活動と合間に学校で進学指導と夢にまで見た教員生活を満喫していましたが、学校や部活動がない休みの日、日ごろの疲れを取るべくゆっくり休んでいるのですが夕方ふととてつもなく寂しくなる時がありました。大学4年次のトラウマが必要以上に自分を苦しめるのです。今考えると朝、近所の誰でもいいので「おはようございます」と一言挨拶でもしていたら、トラウマを吹き飛ばして貴重な一人の時間を楽しめたのにとも思うのです。自分の気に入った人としか挨拶ができない自分の度量の小ささを思い出します。
本校の朝の挨拶運動により、多種多様な人たちと毎日言葉や心を交わすことができ心が温まり、小さな度量の自分の殻から飛び出すことができた喜びを感じます。
 10代の皆さんはこれから長い長い人生が待っています。多種多様な人たちと心と言葉を交わし、自らの殻を破り焦らず一歩一歩前に進んでください。皆さんが、恥ずかしさや照れに打ち勝ち、多くの失敗と苦悩を経験しながら前に進む美しい輝きを見せてくれることを期待して本日の言葉とします。

2020.09.01 UP

令和2年度二学期始業式式辞「未来を充実させるため一歩踏み込もう!」(放送)
8月7日(金)の終業式で、全員の輝く「命」との再会を約束して始まった24日間の夏休みも、新型コロナや猛暑の喧騒を色濃く残したまま本日9月1日(火)の2学期始業式を迎えました。皆さんの明るい笑顔と輝く命を朝から目いっぱい感じ取り、約束なしに出会える場がある喜びを再確認したところです。
 夏休み、いかがでしたか?8月下旬は進路関係で個別指導を受け忙しい日々を送った3年生が多く見受けられました。単調な自粛の生活の中で、成熟した大人社会で働く意義を感じ取った方もいたのではないでしょうか 。2学期も人生経験豊富な本校の先生方から多くの刺激を受けてどのような方向に進んでいくか自らの意志で決断していってください。
その際、自分のやりたいことと実際の進路が多少違っていて悩むこともあるかもしれません。そんな時はこう考えてみてはどうでしょう。
1年間は8760時間、そのうち仕事で働く時間はフルタイム労働で2000時間程度で全体の4分の1にもなりません。人生において残りの4分の3以上の時間を心豊かに過ごすことのほうがずっと大切なこととなります。心豊かな人々との交流や読書等で心を磨き、様々なツールを駆使して外の世界に触れながら、残りの4分の3以上の時間を充実させれば、進路先の迷いは軽減されると考えます。長い人生において、仕事以外の時間に誰と過ごすか、どう過ごすかは自分で選択することができます。自ら選択した時間を心豊かに充実させれば仕事も相乗的に充実することでしょう。
 2学期も進路決定や学校生活の充実だけでなく、皆さんの「ずっと先の輝く未来」の充実を総合的に考える時間を持ってください。そのために、勇気をもって新しい場に一歩踏み込んでみてください。その場で出会う多種多様な人々や書物や情報が皆さんを刺激し、更なる勇気を誘発してくれことでしょう。今日からの皆さんの更なる輝きと勇気に期待し始業式の挨拶といたします。
 

2020.08.07 UP

令和2年度一学期終業式式辞「悔しがる姿は美しい」(放送)
 新型コロナ対策の影響で臨時休業・分散登校等異例の展開となった一学期も本日8月7日(金)に終業式を迎えることとなりました。新しい仲間や先生方を迎えての令和2年度一学期の高校生活はいかがでしたか? 地域で集う小中学校と違って高校は様々な地域の中学校から集まってきて集団を形成します。その中でできる話し相手や友人との交流は皆さんの自立の第一歩となります。「意外に簡単に友達ができた」「話をしたり聞いてくれる人がいる」等の新入生の言葉を聞き、もっともっと過ごしやすい学校にしようとうれしく思ったところです。
 自宅や寮での学習の機会が多かった一学期でしたがいかがでしたか?学習内容が直接皆さんの夢へ直結するものであればモチベーションを維持して取り組むことができるのでしょうが、なかなかそうはいかなかった人もいるのではないでしょうか。モチベーションを維持するのが上手な生徒や選手は、いつも表情が輝いていてその瞬間に最善を尽くした動きと言葉で結果を出していきます。
 3年生最後の試合となる7月15日(水)のサッカー、7月20日(月)の剣道、そして7月26日(日)の野球での本校の生徒の輝きは何事にも代え難い輝きの連続でした。大分商業高校との合同チームの中でひたむきにボールを追いかけたサッカー、一瞬の動きの中で武道の美しさを存分に表現してくれた剣道の男女、寮の近くで豪雨ででた泥の処理等のボランティアをしたりする中での体力の限りを尽くした野球、どの映像もコロナ禍の厳しい現実をはね返す見事な輝きでした。 
 その中で7月22日(水)に別大興産スタジアムで行われた優勝候補の大分高校との壮絶な野球の試合、最終回
ツーアウト満塁の大ピンチの場面で本校の渡邊君が相手の4番バッターに投じた2球目、大きな歓声と悲鳴の中で強烈な打球が3塁手の満園君のグラブに収まりゲームセット。強豪杵築高校に続いての大殊勲の勝利でした。試合後、球場出口近くで大仕事を終えたあとにも関わらず表情の引き締まった本校の選手・スタッフをねぎらった後、相手チームの方を見ると最後のバッターがうずくまり体を震わせていました。長い時間その姿に魅せられました。卒業式でよく使われ、サッカーの全国大会のテーマ曲でも有名なLittle Glee Monsterの「いつかこの涙が」という楽曲のなかで「世界で一番悔しがることができたら、世界で一番君は輝いている」というフレーズがあります。悔しがる姿はただでさえ美しい輝きを放つ高校生をさらに引き立てます。
 次の情報科学高校にサヨナラ負けをした際の本校生徒の輝きもすばらしく関係者から特に負けた後の振る舞いがすばらしく感動したと高い評価をいただきました。高いモチベーションの維持のもと、一日一日を大切に過ごした成果であると誇りに思います。
 部活動に限らずこの新型コロナ禍の中での皆さんの一学期の高校生活はその正否にかかわらず、これからの人生において自ら放つ若さ溢れる輝きを感じ取る意味のある期間であったと考えます。明日からの夏期休業や2学期には、その輝きに「実のある地道な努力」とそれに伴う「悔しさ」や「喜び」を加えて更なる輝きにしてください。
 3年生の就職や進学に向けて大きく動く8月下旬後の9月1日(火)に、全員の輝く「命」と再会できることを楽しみにして、終業式の言葉とします。

2020.07.06 UP

7月6日(月)全校朝会「最善を尽くしチャンスを待て!」(放送)
 6月の本格的学校生活から1ヶ月、新型コロナとの共存が求められている中ですが、未来の幸せに向かって努力する高校生活が送れていますか?
目標に向かって一歩一歩歩み続けることの難しさに直面している人もいることでしょう。
進路決定や卒業という目標のさらに先にある「最終ゴール」の一つとして提示した「心豊かな人たちに囲まれ幸せに暮らす」には・・・自らが心豊かな人望を持つ人物に近づこうと、決してあきらめずに「努力」し続けることが大切です。
 努力を続けることをあきらめると、将来他者に対してなにも求めないかまたは力づくで心豊かな人々や集団を求めるようになり、負の連鎖からか、本来の自分とは違う思いもよらぬ行動をとったりして、心豊かな人々や集団が自分から離れていく難しいパターンの人生展開になりがちです。
高校の3年間で自らが心豊かな人望を持つ人物に近づくことを決してあきらめずに「努力」し続けてください。
 もうすこし掘り下げると、
「心地よい努力」と「イライラやストレスの伴う努力」の共存を粘り強く続けようとすることが大切です。
そのためには、まずは心身の健康に伴う心の余裕が必要です。短時間でもいいので深い深い睡眠がとれるよう創意工夫をしてください。そして朝日を見ながら、朝起きて寝るまでに話す人がいる場所に約束なしに登校できる・出勤できる幸せを感じてください。
学校では授業の取組みが重要です。とくに授業担当の先生方とのキャッチボールができるかどうかが求められます。人生経験豊富な心豊かな先生方とのキャッチボールに生きるコツがたっぷり詰まっています。テストの点ももちろん大切ですが、それ以上に宿題提出や授業態度や授業での発言による授業担当者とのキャッチボールは「努力」の証(あかし)として大いに評価されることになります。
深い睡眠や授業への取組みに伴う努力は、続けていくと「心地よい努力」と感じられることでしょう。
学校や社会には、誰にでも苦手なタイプの人々や苦手な業務が存在し「イライラやストレスの伴う努力」を強いられることになります。最終ゴールの一つが「心豊かな人たちに囲まれ幸せに暮らす」としてさらに絶対あきらめないとしたら・・・かっとなって本来の自分とは違う思いもよらぬ行動をとることは得策ではありません。その一瞬はイライラやストレスから解放されますが数秒後から負の連鎖が始まりがちです。苦しい状況の時は「最善を尽くしチャンスを待て」です。スポーツではよく見られます。野球のピッチャーが大きく点差のついた試合でもバッターを打ち取るために一球一球丁寧に配球に注意しながらキャッチャーと英知を尽くして創意工夫しながら粘り強く投げている光景はまさに「最善を尽くしチャンスを待て」です。信じられない奇跡はこの積み重ねからかなりの高い確率で起こるものです。「最善を尽くす」のもう一つの例ですが、苦手なタイプの人と付き合うときはその人の長所を自分の能力として使い協働していく意識を持つことはかなり有効な手段です。
 イライラやストレスが辛いときは、準備の行き届いた大人との触れ合いが大切です。本校では先生方や外部機関の方々が皆さんの目標達成のための努力の支援をしていきます。学校生活が送れるのは保護者や学校創設者をはじめとする関係者の方々の熱い想いと努力の賜でもあります。この空間がある幸せを今一度確認して、決してあきらめない努力を続けてください。朝起きて何もすることがない状況が2ヶ月続くと限界を超えたストレスとなるといわれています。もがきあきらめない自分の姿に自信と誇りをもって自分なりの充実した学校生活を送ってください。

2020.06.01 UP

6月1日(月)全校朝会「自分の目標に自信と誇りを持つことにより美しい表情が内から湧き出る!」
 いよいよ、全校登校による通常日程が本日6月1日(月)より始まりました。朝の全校での朝会をグラウンドで実施しました。希望や夢に向かっての「前進」への期待と、不安や困りを抱えた生徒が一歩でも前へ進めることへの支援の教職員の強い思いを、始業式や入学式の挨拶の内容の一部の繰り返しを通して話をしました。

~次々に現れる自分の目標に自信と誇りを持つことにより美しい表情が表出する~

2020年令和2年は歴史に深く刻まれる年となりました。皆さんはどのように感じていますか?
医療体制・会社や店舗の経営・学校生活・・・なにもかもきっとどうにかなるだろう、誰かがやってくれるだろうということが、そう簡単なことではないんだという場面に多々出会ったことと思います。感染拡大を防ぐため、社会や個々の日常のあたりまえの前進を我慢してきたこの3か月、いまだに混乱の国もある中、良識をもって日本は対応してきました。
 そのような中で、「感染拡大を防ぐ対応」と「個々の人生の前進」との『両立』を図ることとなって、本日6月1日(月)から大分国際情報高校も感染拡大に細心の注意を払いながらも通常の教育活動に戻すこととなりました。第2波・第3波が来ることを想定しての通常の前進との両立は、国民のそして本校の全員の高い良識が前提となります。
 3年生はこの自粛の3か月間、進路決定に向けて自分と大いに向き合ったことと思います。高校卒業後は、進学するにせよ就職するにせよ、小学校からの朝のHRに始まり授業を受けるパターンが終了し、自ら動き自分の力で前進していく自立した生活が始まりそれが一生続きます。
 高校時代の目標は、卒業後の更なる新しい目標に繋がり、年齢を重ねるごとに次々と現れる目標は、皆さんの人生の最終目標・最終ゴールに繋がっていきます。その最終ゴールの一つの例として「心豊かな人々に出会い囲まれて幸せに暮らす」も提示しました。個々の目標とその達成に向けた努力はその人にとって掛け替えのない生きる証となります。
 先月の全国高校総体や甲子園大会の中止決定は、高校生や関係者に大きな衝撃と悲しみをもたらしました。高校時代の大きな目標を掲げ努力してきたことの目標達成の場が突然閉ざされた衝撃は想像を絶するものがあったかと推察されます。しかし、多くの国民は、該当の高校生アスリートと同じように、夢にまで見た活躍の場が実は最終ゴールでないというよく考えると当たり前のことに気づかされました。衝撃の報道直後の本校の剣道部及び野球部の生徒の表情からも、悔しさや不安感情を持ちながらも、積み重ねてきた掛け替えのない努力が決して無駄ではなく人生の次のステージに繋がっていく清々しい様が感じられました。
 就職等の面接や初対面の人と接するとき、その表情から最初の10秒20秒で相手のことがわかるといわれています。この3か月で衝撃的な場面に遭遇した生徒が自分なりにその現象を分析して次なる目標のレールに自分の意志で乗ることができた時の表情は、本当に美しく一目でほんの数秒で魅力あふれる人だと感じさせてくれます。その魅力に引き連れられて心豊かな人が集まり、心乱れている人も目の前に登場した美しさに心豊かに変貌していくと考えられます。
 進学・就職関係の面接や卒業後の新たな出会いの場に備え、皆さんの内から湧き出る豊かな表情と目標に挑戦しようとするけなげな態度に期待したいと考えます。
 大分国際情報高校の教職員は最後まで皆さんの支援を誠心誠意やっていきますので、皆さんも結果にとらわれることなく、もがきあきらめない自分の姿に自信と誇りをもって、全校一斉登校となる今日から自分なりの充実した学校生活を送ってください。

2020.05.29 UP

いよいよスタート!?熱中症にも注意!!
 桜やこいのぼりと無縁の季節感に乏しい日々があっという間に過ぎ去り、来週より「6月」。いよいよ通常の全校一斉登校となり、約束・アポイントなしで毎朝「おはようございます」と心豊かな人々に会える日々が復活します。新型コロナ感染拡大防止策は万全の態勢で臨みますが、合わせて熱中症に対しても細心の注意を払った対応が求められます。冷房を入れる期間は、授業中の「換気」が必要ですが、冷気を効率よく保つための対策を考えているところです。
先日行きつけの歯科医院で、扇風機ではない扇風機みたいな電気器具に気が付きました。昭和生まれにはなじみのない物体でしたが「サーキュレーター」と呼ばれるものだそうで早速扇風機との違いをネットで調べたところです。
生徒の安全・安心の確保のため校長も最新の研究をしていきます。

2020.05.15 UP

新任のご挨拶
 2020年令和2年3月31日、大分県立竹田高等学校を最後に38年間の教員生活が終わり定年退職しました。しかし、新型コロナ感染症の喧騒の中、竹田高校の生徒に3月全く会うことなく去ることとなり、更には大分県高野連の令和元年度の総括・引継ぎも文書会議となり・・・何もかもが異例の展開の中、4月1日ここ大分国際情報高等学校に第10代校長として赴任しました。自粛を強いられ心塞がれる閉塞感のある毎日でしたが、人間味溢れる理事長と綺麗な清潔感溢れる校舎と若い教職員の多い職員室に心洗われました。また、始業式・入学式で初めてお会いした素朴で明るい生徒たちや良識を持ち合わせた爽やかな保護者の方々に、「3月」の寂しさを払拭させる勇気をいただきました。3密回避で関係各位への直接のご挨拶が滞っていますが、世の中落ち着きましたら、人に会う喜びを満喫したいと考えています。皆様方におかれましてもどうかそれまで「最善を尽くしチャンスを待て」の精神で有意義な時間をお過ごしくださいますよう祈念して新任のご挨拶とさせていただきます。

2020.05.09 UP

令和2年度 保護者の会定期総会(書面総会) 校長あいさつ
保護者の会の協力体制への期待 
 2月27日(木)、全国一斉の休校要請から一変した教育界。大分国際情報高校では、3月1日(日)在校生のいない中での63名の卒業式、翌2日(月)から臨時休業のまま4月8日(水)の午前午後の2回に分けた始業式、翌9日(木)には96名の新入生を迎えての在校生のいない入学式、そして14日(火)には校庭での対面式と異例づくしの中、全校生徒252名での令和2年度の本校の教育活動が、春満開の桜を落ち着いて見る機会もないまま慌ただしく始まりました。しかし、4月17日(金)から再び臨時休業、新入生も在校生もそして保護者の方々も教職員と同じように、突然の変化に戸惑いながら新年度を迎えることとなりました。
 3つの校訓「愛と犠牲の精神」・「質実剛健」・「実践躬行」のもと、「情報化社会・国際社会に貢献できる普通教育・専門教育を通し、夢の実現力と豊かな人間性をもった、社会が求める人材の育成をめざす。」という教育目標の実現に向け、「一人一人の夢と未来に寄り添うこと」をコンセプトにきめ細かい指導を展開していきますが、生徒の更なる成長のためには保護者の会の皆様方のご協力が不可欠であることはいうまでもありません。高校生に決して寂しい思いをさせないという強い意気込みで、「命」の大切さを第一に置きながら最善を尽くしていきましょう。
 なにかと不安に満ちた世の中ですが、今年度の保護者の会定期総会はご案内のとおり書面議決で行うことになりました。ここまでの準備に際しては、新しい時代の趨勢(すうせい)を見つめ感じながら、規約や行事の整理・精選や連絡手段の改善等が検討されている姿を拝見し、岩崎はるみ保護者の会会長様をはじめとした関係役員の方々のご労苦に敬意を表するとともに会員皆様方の今後のご協力に期待をするところであります。
 一人一人を大切にしていくきめ細かい教育が保護者と教職員と地域が一体となって実践されることを確信して、書面ではありますが定期総会のご挨拶といたします。

2020.04.09 UP

令和2年度 入学式校長式辞
校庭や校舎を縁取る木々も緑豊かに色付いてきました。
 すべてのものが躍動の気に満ち、新しい時代の香りも漂うこのよき日、学校法人渡邊学園 大分国際情報高等学校の入学式を挙行できますことは、誠に光栄の至りと心から感謝を申し上げます。
 ただ今入学を許可いたしました96名の新入生の皆さん、「入学おめでとう」。教職員一同また在校生一同、皆さんの入学を心から歓迎します。
 本日、皆さんの努力が実り、晴れてこの喜びの日を迎えることが出来ましのは、皆さん方の努力はもちろんのこと、保護者やご家族の、励ましや物心両面に渡る暖かいご支援があったからこそであります。先ずは感謝の気持ちを持っていただきたいと思います。
 皆さんは一ヶ月前の地元中学校で、多くの仲間と、それぞれの進む道での健闘を誓い合い、今日の日を迎えました。その志を、この大分国際情報高校の3年間ずっと持ち続け、大きな飛躍を遂げてください。いつか故郷の地で小中学校の仲間と再び集まる日には、成長した姿を見せてあげてください。
 さて、本校は、昭和11年ベルリンオリンピックにおいて、東京・ベルリン間の写真電送を成功させた渡邊学園創設者渡邊善市先生によって、昭和31年九州電波専門学校として別府市流川14丁目に開校しました。昭和34年に大分市に移転し、昭和41年から大分電波高等学校、平成10年からは大分国際情報高等学校と校名を変えながら、激動の昭和・平成を駆け抜け、新しい時代の多種多様な進路への対応を見据え、情報化社会・国際化社会に貢献できる普通教育と専門教育を施し、これまで多くの有為な人材を卒業生として輩出してきた、創立64年目を迎える高等学校です。 一人一人を大切にし、夢の実現力と心豊かな人間性を持った人材を育成していくことを学校教育目標に掲げ、生徒たちは自己実現に向け日々切磋琢磨しています。
 さて、入学にあたり、まずしっかりと胸に刻み込んでもらいたいことは、3つの校訓です。
 1つめは「愛と犠牲の精神です」です。
 何のために生きているのかと思い悩むときに、だれもが到達する人生の極意です。多種多様な人々が混在する複雑な社会において、共通する究極の思いで社会貢献していくことが求められています。
 2つめは、「質実剛健」です。
 自分をよく見せようと飾るのではなく、誠実で心も体もたくましい様を言います。人として中身をしっかり充実させ誰からも愛され、心豊かな人々に囲まれて健康的な幸せな人生を送ることを目指します。
 3つめが「実践躬行(じっせんきゅうこう)」です。
 言葉だけでなく、他人の力を借りずに実際に行動してみることが大切であるという意味です。
 高校卒業後は自ら動き、自ら計画・準備した日程での、独り立ちした生活が待っています。そしてその生活が一生続きます。 この3年間はおそらく100歳以上生きる事になる皆さんの人生の準備期間となります。進路決定や卒業がゴールではなく、今後、大分国際情報高校で培った力によって、未来の職場や地域で、幅広い世代の方々に慕われ、頼りにされ、生き生きと活躍し、更には心豊かな人々に囲まれ幸せに暮らすことがゴールであると考え前に進んでいってください。
多くの仲間や教職員・卒業生・地域の方々そして保護者の方が独り立ちの準備をするあなた方に暖かい支援の手をさしのべることでしょう。
ここで、保護者の皆様にお祝いとお願いを申し上げます。お子様のご入学、誠におめでとうございます。心からお祝いを申し上げます。教職員一同、本日より責任を持ってお子様の教育に当たります。しかし真の教育は学校だけで実践できるものではありません。ご家族のご協力が欠かせません。朝の「行ってきます」、帰宅しての「ただ今」に始まる挨拶や礼儀は、ご家庭でも身につけさせて下さい。時には厳しく指導し、そして時には優しい愛情を注いで、家庭と学校が密に連携して心豊かな人間の育成を図っていこうではありませんか。
悩みや不安を抱えていても、日々約束しなくても大分国際情報高校に集まれる幸せを感じ、決して夢をあきらめることなく、最善を尽くし必ず訪れるチャンスを待ちましょう。3年後の皆さんの大人びて晴れ晴れとした表情で臨む卒業式を楽しみにして、入学式の式辞とします。
 令和2年4月9日 
 学校法人渡邊学園 大分国際情報高等学校
            校長 木戸孝明
大分国際情報高等学校
〒870-0911 大分市新貝11番40号
TEL.097-558-3734
FAX.097-558-3735
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