大分国際情報高等学校

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校長室より

2021.09.13 UP

9月13日(月)全校朝会「人は皆平等に価値ある存在」(放送)
2学期が始まり早2週間、明後日15日(水)には3年生は就職試験・選考の解禁日を迎え、緊張感が増してきました。また先週金曜日は生徒会役員選挙が実施され、10月20日(水)に開催予定の学園祭OKJフェスや22日(金)に開催予定の体育大会に向け、生徒会執行部を中心に全校生徒が躍動する気配を感じる季節となりました。昨年度、体育大会は中止になりましたが、コロナ禍の中での学園祭は生徒会執行部を中心に様々な安全安心対策を講じ実施されました。例年のような躍動とはいきませんでしたが、授業では経験できない思い出に残る貴重な教育活動となりました。とくに、初動段階で全員の協力が得られないストレスの中、リーダーシップをとってクラスを支えたメンバーの方々の諦めず粘り強い動きは心に響くものがありました。今年度も心に響く様々な活動を期待します。
ここ十年、
「人間はなんのために生きているのか」、
「自分の人(または社会人)としての価値となにか、自分には価値があるのか」
等意見を求められたり意見を交わしたり、その関連の書物を読んだりする機会に恵まれました。
 この件に関しては次のように自分の考えを述べています。
「生きる意味というのは突き詰めると答えはない。生きる意味は自分で意味づけするものでありそれで充分である。」
「人の価値もその人本人が決めることでる。」
人は、結果の出ない困難な場面や自信や誇りを失ったと感じる場面が長く続くと、
「自分は価値のない人間だ」と思い込んだり、「何のために生きているのか」と悩み込むことがあります。またそのように悩んでいる人にうまく助言できないときがあります。
しかし、人は皆平等に価値ある存在です。
なぜならその人の価値はその人本人が意味付けをすることができるからです。
本人が意味付けをする意志さえ持てば、自分が価値ある存在になりうることをぜひ理解して、その意志を持つ勇気を持ち続けてください。
 学校生活やプライベートで「私は人の役に立っている。」等、感じることが一番ですが、
周囲の心豊かな人たちは、あなたの「存在そのもの」を価値あるものとしてとらえてくれるはずです。また、他者に対しても、敬意をもってその方の存在を価値あるものとしてとらえられるようにしてください。みんな仲間です。
2学期の学校生活が仲間とともに充実することを期待して本日の挨拶といたします。

2021.09.01 UP

令和3年度二学期始業式式辞「緊迫した場面も冷静に最善を尽くし人生のチャンスをつかもう!」(放送)
厳しい対応が更に必要になった新型コロナ感染症の拡大。本校の施設内での感染症対策がこの後示されますが、安全安心の確保のため、生徒皆さんのご協力を強く要請します。よろしくお願いします。
 ようやく梅雨が明け東京オリンピックを間近に控えた7月19日(月)の1学期終業式で、「長い夏休みをどう有効に過ごしていくかは、自分の意志で決めることができる」ことを確認しました。その42日間の夏休みも終わり、新型コロナや猛暑の喧騒を色濃く残したまま本日9月1日(水)の2学期始業式を迎えました。皆さんの明るい笑顔と輝く命を朝から目いっぱい感じ取り、約束なしに出会える場がある喜びを再確認したところです。
 夏休み、いかがでしたか?8月下旬は進路関係で個別指導を受け忙しい日々を送った3年生が多く見受けられました。自粛を強いられる生活の中で、将来コロナに打ち勝った大人社会で生き生きと働き幸せに暮らす自分の将来像を描いた人もいたのではないでしょうか 。2学期も人生経験豊富な本校の先生方から多くの刺激を受けてどのような方向に進んでいくか自分の意志で決断していってください。
 7月26日(月)21時半近く、中国ペアに立て続けに2セットをとられ3セット目も出だしでポイントを奪われるのを見届けて、就寝しましたが、朝刊をみて驚きました。大逆転での日本人ペアの金メダル。
「あ~、我慢して見続ければよかった。若い人たちの世紀の感動劇を見損なった!」
卓球の緊迫した場面は野球やバスケットボール等と違い、狭い台の上で軽くて小さな球体が超高速で動く競技なので、ドキドキハラハラ感が半端なく、昭和・平成と絶対的強さを見せた中国相手ではなおさらのこと、夜遅くまで見続ける勇気はありませんでした。同じ日の13歳・16歳の金メダル・銅メダルも世界の人々を驚かせました。根性を基盤として黙々と常に全力を出し切ろうとする昭和・平成を駆け抜けてきた日本が、医科学的背景を基盤として楽しみながら効率的に集中力を発揮する平成・令和に移行し進化し、多くの種目で若い世代が結果を出していきました。
選手は努力に裏付けられた自信から緊迫した場面も、熱い心を持ちながらも冷静に最善を尽くしていく。応援する側の方が逆に極度の緊張を強いられるという・・・急速に新しい時代になったな~と根性で突っ走ってきた昭和生まれのおじさんはテレビを見ながら感じました。
 皆さんはどう感じましたか?
皆さんもこの先進む方向が決まれば、最新の情報を基盤に大いに努力し、この先何度も訪れる緊迫した場面では熱い心を持ちながら冷静に最善を尽くしていき、人生のチャンスをつかんでください。
 2学期は進路決定や学校生活の充実だけでなく、皆さんの「ずっと先の輝く未来」の充実を総合的に考える時間を持ってください。そのために、勇気をもって新しい場に一歩踏み込んでみてください。その場で出会う多種多様な人々や書物や情報が皆さんを刺激し、更なる勇気を誘発してくれことでしょう。今日からの皆さんの更なる輝きと勇気に期待し始業式の挨拶といたします。
 

 

2021.07.19 UP

令和3年度一学期終業式式辞「自分の意志で選択することができる」(放送)
安全安心を第一に我慢を重ねてきた一学期も、所定の授業が無事実施でき、本日終業式を迎えることとなりました。皆さんは自分の夢を叶えるための力、学校教育目標に掲げてある「夢の実現力」をつけるため、授業や人間関係の中から多くのことを学んだ一学期ではなかったでしょうか。保護者や先生方からの支援のもと、自分で考え行動していこうとする高校生の姿はいつも輝いています。
一学期、自転車通学生のヘルメットの着用が義務づけられましたが、髪型やヘルメットの保管方法等が気になりなんらかのストレスが生じています。命令されたから着用していると考えるか、命が守られてよかったと考えるかで、ストレスのかかり方が変わってきま
す。考え方は自分の意志で選択することができます。自分の意志で意味づけができるということです。自分で考え行動するとストレスが軽減されることになります。
明日からの長い夏季休業をどう有効に過ごしていくか、自分の意志で決めることができます。決定の際には、ぜひ「勇気」をもって自分の夢から逃げない方向で決定していただければと期待します。23日(金)から始まる東京オリンピックの様々な場面からも夢に向かう「勇気」を感じ取り、この先の皆さんの夢が叶うことを心から願っています。9月1日(水)、自立に向けて前進する皆さんの輝いた表情に再会できることを楽しみにしています。
              

2021.07.19 UP

7月19日(月)高校野球夏の大会を終えて「3年生最後の試合」(放送)
別大興産スタジアムで開催されている第103回高校野球夏の大会。大分国際情報高校は7月13日(火)に佐伯豊南高校に8対1で勝利し、昨日18日(日)の3回戦で優勝候補の一角名門大分商業高校と対戦しました。エースで主将の初村君が前の試合同様の見事な投球で大分商業高校打線を6回まで完璧に抑え、息詰まる投手戦となりました。0対0で迎えた7回の裏に1点を許し結果的に0対3で敗れましたが、昨年に続く素晴らしい試合を多くの高校野球ファンや県民に見せてくれました。
試合後多くの方から賞賛の言葉をいただきました。横断幕やオリジナルタオルにも掲載されている「ただひたむきに」を実践したすべての野球部員に敬意を表します。
徹底していた鋭い打球のヒットと確実な送りバント、鍛え上げた安定感のある守備、各所で見せた基本に忠実な頭脳プレイと決して動揺しない落ち着いた表情。最後の試合になるかもしれない緊迫した場面で「ただひたむきに」プレイする姿は輝いていました。
ランナーを2塁に進めチャンスの場面を淡々と何度も作り上げ次の打者に期待しつなげていく様は、歴史で繰り返されている、先人たちが次の世代に期待しつなげていく様と重なりました。1年生投手への交代の際、1年生投手の背中をポンとたたき激励する3年生投手の姿、ちょっとした動作でしたが心を打つ映像でした。球場から帰って見たビデオ映像では、解説者が試合終了後もっともっと初村君の姿を見てみたいと言っていました。内面から湧き出る誠実でひたむきな表情は、見ている方々本人が自分もそうありたいと思わせるものがありました。
選手以外の野球部員や、応援にきた剣道部員をはじめとする在校生や卒業生、保護者や教職員、テレビでの応援等すべての方々が一つになれたことをうれしく思います。すべての関係者のひたむきな日々の生きざまがあのような試合に結び付いたと言えます。
敗色濃厚な最後の場面で、本大会初の長打となる2塁打を稗田君が打った時の保護者応援団の方々の大喜びの表情、大会屈指のバッターを高校時代最後の投球で三振に打ち取り魂の雄たけびを上げた初村君。主将初村君が涙が止まらない同僚を抱きかかえベンチから引き上げ、3年生の夏は終わりました。2年生・1年生がこの光景を引き継ぎ来季も大分国際情報高校の一体感のある集団の力を再び示してくれると信じています。
最後の試合を終えた後の3年生の表情・動作は多くの方々に感動を与えてくれましたが、卒業式までこのモチベーションを維持して、野球以外の大切なことにも最善を尽くし、いずれ訪れる社会人としてのチャンスをつかんでください。本校在校生をはじめすべての大分国際情報高校関係者にここまでの努力とご協力に感謝の意と敬意を表し、さらには今後の活躍を期待して、本校の夏の大会終了の挨拶とします。

2021.07.05 UP

7月5日(月)第103回夏の大会野球部壮行会「最善を尽くすひたむきさ」(放送)
第103回全国高等学校野球選手権大分大会が本日より別大興産スタジアムで開幕し、本校野球部は大会7日目の7月11日(日)の第2試合で佐伯豊南高校と対戦します。昨年は新型コロナウィルス感染拡大により大分県の独自大会でしたが、甲子園出場経験のある強豪杵築高校、大分高校を大接戦で連破し大分国際情報高校野球部の成長力を示してくれました。最後の試合となった3回戦情報科学高校戦では6回表の7点を挙げての大逆転で驚異の粘りを見せ、最終回2アウト満塁からのサヨナラヒットで9対10で敗れましたが、レベルの高い成長力を披露してくれました。それからの新チームでの1年間、感染力の強まった厳しいコロナ禍の中、昨年以上の成長幅を見せた初村主将をはじめとする本校野球部員の努力に深く敬意を表します。校舎内では素朴であどけない高校生ですが、グラウンドに立つと一変する大人びた立ち振る舞いは本校の誇りです。勝敗以上に、皆さんのどんな苦しい場面でも最善を尽くそうとするひた向きさを、大分県民に見せていただきたいと思います。昨年の最後の場面でサヨナラヒットを打たれた投手の悔しさがにじむ中に垣間見えた最善を尽くし切った達成感を感じさせる表情がよみがえってきます。本校生徒・教職員はもちろんすべての大分国際情報高校関係者が、今年度の皆さんの活躍を心からの応援で支えていくことを誓って激励の言葉とします。

2021.06.07 UP

6月7日(月)全校朝会「どんな人と一緒にいたいですか?」(放送)
5月15日の早い梅雨入りから3週間、コロナ禍の中、世界のいたるところで一人の命を懸命に守ろうとする数々の闘いが繰り広げられ、更には大雨や雷・竜巻による災害の対応や熱中症の予防・対応等で多くの制約を受ける日々が続いています。しかし、どんなに苦しい状況が私たちの周辺で展開されても、本校教職員はこの高校生活で皆さんが日々成長し、やがて皆さんの夢が叶うことをいつも願っています。
さて、皆さんは他者から「どんな人と一緒にいたいですか?」と聞かれたらなんと答えますか。私は20台後半から「お見合い」をしましたが、「気が付いたら私から話かけている、そんな相手と一緒にいたいです。」と答えることにしていました。あまり会話の弾まない環境で18年間育ち、社会に飛び出た19歳からは相手が話しかけてきてから話すことが多かったと記憶しています。大学時代は必然的に友人も限られていました。教員になった22歳からは仕事中は、当然どの相手に対しても自分から積極的に話かけますが、プライベートでは依然「待ち」状態の人間関係でした。仕事中とは全く正反対の消極的なプライベートを心配して「お見合い」話を頻繁に持ってきてくださる方々がいて、多種多様な方々とお会いする機会をいただき、自分の本当の気持ちや言葉が内面から湧き出てくるようになり、「気が付いたら私から話かけている、そんな相手と一緒にいたいです。」と自分の考えを表明することができるようになりました。
相手の方がどんなに優しくて心豊かな方でも、自分からその方に話しかけることができなければ、会話の弾まない環境が瞬く間に成立してしまいストレスがかかってきます。自分にとって心地よい相手が目の前に現れると、人は誰でも自然に自分から話しかけているものです。多種多様な人との交流の機会に飛び込み、最初は「勇気」をもって自分から話しかけて、自分の内面から湧き上がってくる自分の真実と出会うことが大切です。大分国際情報高校での日々の成長とともに、気が付いたら自分から話しかけている場面が増えてくることでしょう。そしてその先の皆さんの夢が叶うことをいつも願っています。

2021.05.28 UP

5月28日(金)県総体激励壮行会(サッカー・剣道)「深く刻み込まれたかけがえのない映像」(放送)
本日開催予定であった第69回大分県高等学校総合体育大会の総合開会式は昨年度同様中止となり各競技がそれぞれの日程で開催されることとなりました。先週の22日土曜日に杵築市営サッカー場で開催されたサッカー競技は昨年同様大分商業高校との合同チームでの出場となり本校から3年生2名2年生1名がエントリーされ、1回戦柳ヶ浦高校と対戦しましたが0対6で敗退しました。
 さて、明日から31日月曜日までの3日間、昭和電工武道スポーツセンターで男女の剣道競技が開催されます。先般、全国選抜大会で男子団体3位となり脚光を浴びている本校剣道部ですが、男女ともこの県高校総体で更なる輝きを放ってくれることが期待されます。本校剣道部の皆さんがここまで日々集中して歩んできた道を思うと胸が熱くなります。その地道な活動は近くにいる本校の生徒や教職員にも日々力を与えてくれたと感じています。選手やその支えをしていただいたすべての部員・関係者に敬意を表するとともに、周囲に勇気を与えてくれたことに厚く感謝申し上げます。今大会を大いに楽しみ、サッカー同好会に負けない一生残る深い映像を自身に刻み込んできてください。チームワーク抜群の男女剣道部の共同体としてのはじける笑顔と大分国際情報高校の遠くからの心を込めた応援が更なる一体感に繋がることを願って、激励の挨拶といたします。

2021.05.17 UP

5月17日(月)全校朝会「自分には価値があるんだと感じることが大切」(放送)
新入生を迎え一月半、新年度1学期もコロナ禍の中臨時休校が続いた昨年度と違い順調に授業が進みいよいよ中間考査の時期となりました。多少のストレスもあったかもしれませんが、一日一日を大切に過ごし最善を尽くしてきた皆さんのここまでの努力に敬意を表します。
将来の独り立ちに向けた個々の努力は大分国際情報高校という共同体の中で培われていきます。この共同体への所属感を皆さんはどう感じられていますか?
私は18歳で実家を離れるまでは世界の中心に自分がいました。周囲の人たちは自分をどう支援してくれるのか、自分になにをしてくれるのか、心の中は自己中心的な考え方が渦巻いていました。家を出て大分県を離れ大学という新たな共同体に所属したときに、「私は人生の主人公ではあるが、世界の中心ではない。共同体の一部、全体の一部なんだ」と痛感しました。自分が世界の中心だととらえても周囲の人々は私の期待を満たすために生きているわけではないので、自分の期待が満たされないときに「裏切られた」、「仲間ではない」と感じ仲間を失っていくことになります。自己への過度な執着は、仲間を失い孤立してしまうことは容易に理解でき、自己への執着は他者への関心に変わっていきました。更には大学という共同体に所属する人々はすべて私の仲間だという感覚に発展していき、人類みな仲間だというところまで実感できるようになりました。
4月23日の松栄山公園での皆さんの笑顔を一望しているとき、大分国際情報高校に所属していることに喜びや誇りを持つことができました。誰一人ここに集う人々に、「裏切られた」とか「仲間ではない」という雰囲気を微塵も感じなかったからです。他者に関心を持ちながら満面の笑顔で他者と交わる姿に、仲間意識を土台とした安らぎを感じ取ることができました。
 共同体に所属することによる安らぎを感じ取れれば、自分はここに居ていいんだ、自分には価値があるんだと感じることができます。ある書物に「人は自分に価値があると思えた時にだけ勇気が持てる」と書かれていました。本校で最終的な生きる目標として掲げている「心豊かな人々とともに幸せに生きる」を達成するには「勇気」が必要であると昨年現2・3年生には何度も言ってきました。1年生の皆さんもこの共同体の中で自分には価値があるんだと感じ、幸せになる「勇気」を持ち続け、この共同体に所属し毎日約束もなしに会える喜びや誇りをさらに高めていきましょう。

2021.04.09 UP

令和3年4月9日(金)対面式「共同体としての仲間意識を」
一昨日の始業式で153名の在校生と、新年度、幸せなろうとする勇気を持ち前進することを確認しました。そして昨日、111名の新入生を迎えての入学式が挙行されました。混迷極めた社会情勢の中、計り知れない努力を重ね本校への入学を果たした新入生と、本校の創始者渡辺善市先生とその歴史について、更には学校教育目標が「夢の実現力と心豊かな人間性の育成」であること、そして3つの校訓「愛と犠牲の精神」「質実貢献」「実践躬行(じっせんきゅうこう)」についてその精神を入学式の中で共有しました。
本日の対面式の意義は、それぞれの目標に向かって前進していく在校生と新入生が心を一つにして大分国際情報高校という共同体の一員として仲間意識を感じ、これから訪れる困難を集団の力で克服していくことを確認することにあります。本校卒業時に誰もがそれぞれの幸せな人生に向けたスタートができるよう、3つの学年の交流が温かく日々展開されることを願います。義務教育を終えて大人の第一歩を踏み出す新入生が自信と誇りを持てるよう在校生の皆さんの温かい支援を期待します。
コロナ禍の中、古い旧態依然とした考え方から脱却し新しい時代の息吹を前面に出した教育活動を生徒・教職員が一体となって進めていくことを全員で確認し、対面式の挨拶といたします。

2021.04.08 UP

令和3年度入学式式辞
 卒業生の旅立ちを待っていたかのように私たちの周りには春の息吹が感じられる本日、学校法人渡邊学園 大分国際情報高等学校の入学式を挙行できますことは、誠に光栄の至りと心から感謝を申し上げます。
ただ今入学を許可いたしました「113」名の新入生の皆さん、「入学おめでとう」。教職員一同また在校生一同、皆さんの入学を心から歓迎します。
本日、皆さんの努力が実り、晴れてこの喜びの日を迎えることが出来ましのは、皆さん方の努力はもちろんのこと、保護者やご家族の励ましや、物心両面に渡る暖かいご支援があったからこそであります。先ずは感謝の気持ちを持っていただきたいと思います。
皆さんは一ヶ月前の地元中学校で、多くの仲間と、それぞれの進む道での健闘を誓い合い、今日の日を迎えました。その志を、この大分国際情報高校の3年間ずっと持ち続け、大きな飛躍を遂げてください。いつか故郷の地で小中学校の仲間と再び集まる日には、成長した姿を見せてあげてください。
 さて、本校は、昭和11年ベルリンオリンピックにおいて、東京・ベルリン間の写真電送を成功させた渡邊学園創設者渡邊善市先生によって、昭和31年九州電波専門学校として別府市流川14丁目に開校しました。昭和34年に大分市に移転し、昭和41年から大分電波高等学校、平成10年からは大分国際情報高等学校と校名を変えながら、激動の昭和・平成を駆け抜けてきました。その間、新しい時代の多種多様な進路への対応を見据え、情報化社会・国際化社会に貢献できる普通教育と専門教育を施し、これまで多くの有為な人材を卒業生として輩出してきた、創立65年目を迎える高等学校です。
 一人一人を大切にし、夢の実現力と心豊かな人間性を持った人材を育成していくことを学校教育目標に掲げ、生徒たちは自己実現に向け日々切磋琢磨しています。
 さて、入学にあたり、まずしっかりと胸に刻み込んでもらいたいことは、3つの校訓です。
 1つめは「愛と犠牲の精神」です。
 何のために生きているのかと思い悩むときに、だれもが到達する人生の極意です。多種多様な人々が混在する複雑な社会において、共通する究極の思いで社会貢献していくことが求められています。
 2つめは、「質実剛健」です。
 自分をよく見せようと飾るのではなく、誠実で心も体もたくましい様を言います。人として中身をしっかり充実させ誰からも愛され、心豊かな人々に囲まれて健康的な幸せな人生を送ることを目指します。
 3つめが「実践躬行(じっせんきゅうこう)」です。
 言葉だけでなく、他人の力を借りずに実際に行動してみることが大切であるという意味です。
 高校卒業後は自ら動き、自ら計画・準備した日程での、独り立ちした生活が待っています。そしてその生活が一生続きます。この3年間はおそらく100歳以上生きる事になる皆さんの人生の準備期間となります。進路決定や卒業がゴールではなく、今後、大分国際情報高校で培った力によって、未来の職場や地域で、幅広い世代の方々に慕われ、頼りにされ、生き生きと活躍し、更には心豊かな人々に囲まれ幸せに暮らすことがゴールであると考え前に進んでいってください。多くの仲間や教職員・卒業生・地域の方々そして保護者の方が独り立ちの準備をするあなた方に暖かい支援の手をさしのべることでしょう。
悩みや不安を抱えていても、日々約束しなくても大分国際情報高校に集まれる幸せを感じ、決して夢をあきらめることなく、最善を尽くし必ず訪れるチャンスを待ちましょう。
 ここで、保護者の皆様にお祝いとお願いを申し上げます。お子様のご入学、誠におめでとうございます。心からお祝いを申し上げます。教職員一同、本日より責任を持ってお子様の教育に当たります。しかし真の教育は学校だけで実践できるものではありません。ご家族のご協力が欠かせません。朝の「行ってきます」、帰宅しての「ただ今」に始まる挨拶や礼儀は、ご家庭でも身につけさせて下さい。時には厳しく指導し、そして時には優しい愛情を注いで、家庭と学校が密に連携して心豊かな人間の育成を図っていこうではありませんか。
 3年後の新入生の皆さんの大人びて晴れ晴れとした表情で臨む卒業式を楽しみにして、入学式の式辞とします。
 令和三年四月八日 
 大分国際情報高等学校
            校長 木戸孝明
大分国際情報高等学校
〒870-0911 大分市新貝11番40号
TEL.097-558-3734
FAX.097-558-3735
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