大分国際情報高等学校

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校長室より

2023.01.10 UP

令和4年度三学期始業式式辞「新しい出会いの準備を」(放送)
コロナ禍・円安・ウクライナ情勢等混迷の一途を辿った2022年令和4年及び12月24日から17日間の冬期休業を終え、いよいよ2023年令和5年3学期の高校生活が始まります。3年生は卒業考査の3日間を含め11日間の登校の末、1月31日(火)から家庭学習期間に入り3月1日(月)の第66回卒業式と4月からの新生活に備えます。2年生は予断を許さないコロナ禍での社会情勢を見ながら、3年生0学期としていよいよ動き出す進路活動に備えます。1年生は入学以来コロナ禍による混迷の高校生活の中、初めての3学期を迎え次の学年へ上がる準備をします。厳しい寒さと次のステップに向けた慌ただしい準備でのあっという間の3学期を、多種多様な心豊かな人材が集まって学校生活を送る喜びを再確認して、希望溢れる桜満開の春に向けて、充実した日々にしていきましょう。
 さて、4月に迎える本校の新入生対象に1月17日(火)には奨学生入試、2月2日(木)には一般入試がコロナ禍の中ではありますが本校で実施されます。皆さんも含めた関係者全員の協力のもと徹底した感染対策を行い、受験生が安心して受験できる環境を用意する必要があります。教室・廊下・トイレ等の学校施設をこれまで以上に大切に使用し、人と人との間のソーシャルディスタンスに心を配る3学期の学校生活をお願いします。コロナ禍の中、前代未聞の中学校生活を送っている受験生の困難に必死に立ち向かっていく努力に対して敬意を表していきましょう。そして4月に咲き誇る満開の桜を、生きている喜びの象徴として捉え、満面の笑顔で新1年生との新しい出会いを迎えましょう。
 3年生の皆さん、皆さんも4月には新しい出会いを迎えます。人によってはその出会いが一生の付き合いになるかもしれません。この社会には心豊かな人たちがたくさんいるのだな~と強く感じることでしょう。今日からの3か月間を大切に生きて、内面からほとばしる人としての魅力を自らの心の豊かさを通して磨いていきましょう。皆さんの若さ満ち溢れる自然な振る舞いは、きっと新しく出会う心豊かな人々に響くことになるでしょう。
 大分国際情報高校での2023年令和5年のスタートの3か月の学校生活を通して、集団の力でポジティブな雰囲気を醸成し、年末年始の間、自分なりに思い悩み深く考えた貴重な自分の未来の夢に向けて、勇気ある行動を主体的に起こしていくことを期待して3学期の冒頭の挨拶といたします。

2022.12.23 UP

二学期終業式式辞「季節の歩みを感じながら」(放送)
熱中症とコロナ禍で振り回された夏の日々の後の「秋の日和」もあっという間に冬本番、何かと慌ただしい年末の日々に変わってきました。3年生は大人の階段を着実に上りながらその先の「卒業」がうっすらと見えてくる時期でもあります。
7月8日の選挙期間中に銃撃を受けて亡くなった安部元総理大臣の国葬が賛否両論ある中でしたが、9月27日火曜日に武道館で執り行われました。その際の第2次安部内閣で官房長官を務めていた菅義偉(よしひで)前総理大臣の友人代表弔辞が印象的でした。
菅氏は正面に掲げられた安部氏の遺影に深く礼をしたあと、こう話し始めました。
七月の八日でした。 信じられない一報を耳にし、とにかく一命をとりとめてほしい。 あなたにお目にかかりたい、同じ空間で同じ空気を共にしたい。 その一心で現地に向かい、そして、あなたならではのあたたかなほほえみに最後の一瞬接することができました。 あの運命の日から八十日が経ってしまいました。 あれからも朝は来て、日は暮れていきます。 やかましかったセミは、いつのまにか鳴りをひそめ、高い空には秋の雲がたなびくようになりました。 季節は歩みを進めます。 あなたという人がいないのに時は過ぎる。 無情にも過ぎていくことに、私はいまだに許せないものを覚えます。 天はなぜ、よりにもよって、このような悲劇を現実にし、命を失ってはならない人から、生命を召し上げてしまったのか。 口惜しくてなりません。
刻々と流れる時の中で、同じ空間で共に生きることの清々しさと切なさがひしひしと感じられる語り掛けでした。過去を振り返ってばかりでなく、未来を心配するだけでなく、今を精一杯生きることで初めて感じとることができる清々しさと切なさであると思います。
 18年間はあっという間ですが、高校卒業後も季節は淡々と歩みを進めていきます。
今この瞬間を最善を尽くして生きていく素晴らしさを感じ取ってほしいと願います。
同じ空気を共にしている仲間たちと、年末年始を清々しく生きていきましょう。
2023年令和5年1月10日(火)、3学期始業日での皆さんのはじける笑顔を期待して2学期終業式の挨拶といたします。

2022.11.07 UP

11月7日(月)全校朝会「組織の一員としての休息」(放送)
 幼いころ、庭にあったアリの巣をスコップで掘り返したことがありました。突然の巣の崩壊に遭遇したアリたちが慌てた素振りで右往左往していた光景が焼き付いています。しかし、数日後、巣は修復されていました。きっと人間社会と同じように組織力を駆使して急ぎ修復したのでしょう。
 人間社会は、突然災害に見舞われても、すぐに修復作業に入ることができます。災害を想定して前もって組織化がなされているからです。更には日常的に健康に留意し基本的生活習慣が身についていて、突然の災害に対応できる体力を常に保持していることも大切な要素と考えます。
 アリの健康管理はどうなっているのでしょう。働きすぎて疲労がたまっていると突然の修復作業に支障をきたしてしまう時もあるのでしょうか。皆さんの大半は聴いたことがあると思いますが、すべてのアリが労働しているのではなく、7割ほどのアリは何もしていないといいます。しかし、巣に餌を運ぶとか卵を守るとかいったこと以外に、豪雨や子どもたちのイタズラによって、突然の巣の崩壊に遭ったときに、急ぎ修復する作業が必要であり、そういったときにこれらのアリが活躍します。そういう余力を残していないと、組織は長続きしないといいます。
緊急時、アリたちが全員一斉に立ち向かっていくと一時的には作業効率もいいし成果も上がりやすいでしょうが、あるところから一気に作業効率が下がり、その集団は早期に死滅してしまう確率が高くなるといいます。なぜなら、アリも動物である以上は、疲労という事実からは逃げられないからです。アリの場合、このような状態になったとき、それまで休息していたアリが、俄然として働き始めます。一斉に疲労すると、組織の中の労働力がゼロになってしまいますが、今まで「働かなかった個体がいる」場合には、回復して働くことで労働力がゼロになることがありません。
 「高度な判断能力をもたず、刺激に対して単純な反応をすることしかできないムシたちが、刻々と変わる状況に対応して組織を動かすためには、様々な状況に対応可能な一種の『余力』が必要になります。その余力として存在するのが働かないアリとだと言えるでしょう。ただし彼らは『働きたくないから働かない』わけではありません。みんな働く意欲はもっており、状況が整えば立派に働くことができます。それでもなお、全員一斉に働いてしまうことのないシステムを用意する。
一人の人間としても、一つの組織としても「ゆとり」や「余裕」に相当する部分がない  とギスギスします。組織は、休息により体力を維持しかつ様々な個性を生かしながらバランスよく分業することによって、激しい変化にも柔軟に対応が可能になるといえます。
他者や社会の役に立っていると感じることが、生きる意味に繋がることを前にお話ししました。皆さんの未来に所属する組織で、他者とは異なる自分らしい個性を大切にして、組織での突然の変化の際に力を発揮できるといいですね。

2022.10.15 UP

10月15日(土)第66回創立記念日式辞(放送)
終わりの見えないコロナ禍、大きく揺れ動く世界情勢、経験したことのない新しい展開に揺れる政治・経済、多大の制約を強いられている学校行事等、落ち着かない状況がまだまだ続いています。
 本日、私たち学校法人渡邊学園大分国際情報高等学校もこの厳しい状況の中、学校創立の原点に返り、この試練を乗り越える新たなる旅立ちのスタートとする創立から66年の特別な日を迎えました。
 さて、本校の創立は、渡邊学園創設者の渡邊善市先生が1956年昭和31年10月15日に「高等部」と「専門部」を有する九州電波専門学校を別府市流川14丁目に小さな校舎を建て開校しました。
 1959年昭和34年6月に現在のとぜん幼稚園のある大分市日吉町に校舎を新築し別府市から移転しました。
 1966年昭和41年、九州電波専門学校の高等部も400名を越え、この年に現在地大分市新貝に新築移転し、高等部を分離して大分電波高等学校と校名を変更し、更には渡邊校長が作詞し阿萬修三教諭が作曲した校歌が制定されました。校歌は由布・鶴見・松栄山などを歌い込んで学校の位置を示すとともに「科学の術(わざ)を究めんと、心を燃やす健児あり」「いばらの道も抜けて行き宇宙へかける夢わかす」と創設者渡邊善市氏の本校生徒の未来への期待を高らかに歌っています。
高卒者が学ぶ専門部は大分工業技術専門学校として存続し、1978年昭和53年からは大分電波通信専攻学校と名を改め大分電波高校に隣接しました。
 今の体育館が完成した1986年昭和61年の創立30周年の年には男子ハンドボール部が創部13年目で念願の全国優勝を果たしました。
1998年平成10年からは大分国際情報高等学校と校名を変え、激動の昭和・平成を駆け抜け、新しい時代の多種多様な進路への対応を見据え、情報化社会・国際化社会に貢献できる普通教育と専門教育を施し、これまで多くの有為な人材を卒業生として輩出してきました。
 創立から66年目を迎え、一人一人を大切にし、夢の実現力と心豊かな人間性を持った人材を育成していくことを学校教育目標に掲げ、3つの校訓「愛と犠牲の精神」「質実剛健」「実践躬行(じっせんきゅうこう)」のもと、生徒たちは、日々切磋琢磨しています。
 多種多様な人々が混在する複雑な社会において、共通する究極の思いで社会貢献していくこと
 自分をよく見せようと飾るのではなく、人として中身をしっかり充実させ誰からも愛され、心豊かな人々に囲まれて健康的な幸せな人生を送ること 
 言葉だけでなく、他人の力を借りずに実際に行動してみること
 生徒たちの夢の実現に向け、3つの校訓に基づいたこの努力目標は、この66周年以降も多くの卒業生の意志を引き継ぎこれからも脈々と続いていきます。
 悩みや不安を抱えていても、日々約束しなくても大分国際情報高校に集まれる幸せを感じ、決して夢をあきらめることなく、最善を尽くし必ず訪れるチャンスを待ちながらいつも笑顔を絶やさず晴れ晴れとした表情で日々邁進していくことをここに関係者全員で確認し、66周年の式辞といたします。
  
令和4年10月15日 
 
大分国際情報高等学校 校長 木戸孝明

2022.09.12 UP

9月12日(月)全校朝会「割れ窓理論」(放送)
授業を見て回る途中、よく生徒トイレに入ります。スリッパはいつも揃った状態になっていることがほとんどで感心しています。
教職員用のトイレの使用の際は、最後に手を洗う前に、すべてのスリッパを手で揃えることにしています。恥ずかしさもあってか誰も見ていない時だけですが。
 ずっと続けていくと、そのトイレは自分が揃えなくてもいつも揃った状態が保たれるようになります。いわゆる「割れ窓理論」です。割れ窓理論とは、「建物の窓が壊れているのを放置すると、誰も注意を払っていないという象徴になり、やがて他の窓もまもなくすべて壊される。」というアメリカの犯罪学者ジョージ・ケリング博士が提唱した理論です。
アメリカニューヨーク市ではジュリアーニ市長(在任1994年~2001年)がこの理論を応用し、地下鉄の落書きを粘り強く消去した結果、落書きはなくなり、殺人・強盗などの犯罪も大幅に減少し治安回復に劇的な成果をあげたことは有名な話です。
 20年近くの妻と娘3人との5人での生活の中で、トイレの便座の裏側の清掃を自分が使用のたびに粘り強く行いました。男性にとって便座の裏側の汚れは気になるものです。その自然な粘り強い行為が効いたのか、先日20数年ぶりに新しい便器に入れ替えた際に業者の方から、「20年使ってこんなきれいな便器は見たことがない」と褒められました。自分の粘り強さは、便座の裏だけでは収まらず便器全体への清掃に繋がり、自分一人にとどまらず残りの4人の美化意識にも広がり難なく成果を上げることができた感があります。
 何事も放置せず粘り強く最善を尽くしていくと、荒廃や退廃を防ぐだけでなく、思いもよらぬ奇跡的な成果が出ることがあるものです。「割れ窓理論」はまさに「最善を尽くしチャンスを待て」ですね。皆さんの人生の過程での粘り強さ、期待します。

2022.09.01 UP

二学期始業式式辞「争いを防ぐには」(放送)
 第7波で大分県内1日千人を超える感染者を出し、更にはもどり梅雨を思わせる不安定な天候が続く中執り行われた7月19日(火)の1学期終業式で、「『私は誰かの役に立っている』と自らが感じることを目標に夏休みを過ごしてほしい。」とお願いしました。
 夏休み、いかがでしたか?この期間は進路関係で個別指導を受け忙しい日々を送った3年生が多く見受けられました。自粛を強いられる生活の中で、将来コロナに打ち勝った大人社会で生き生きと働き幸せに暮らす自分の将来像を描いた人もいたのではないでしょうか 。
その43日間の夏休みも終わり、新型コロナや猛暑の喧騒を色濃く残したまま本日9月1日(木)の2学期始業式を迎えました。皆さんの明るい笑顔と輝く命を朝から目いっぱい感じ取り、約束なしに出会える場がある喜びを再確認したところです。
2月24日にロシアがウクライナに攻め込み戦争が始まってから半年の月日が流れました。お互いの主張が平行線をたどり、合意形成に至る解決の道筋は難しい状況が続いています。
人間は戦争を、殺人や暴力を希求する存在なのでしょうか?そんなはずはありません。誰しも持っているはずの他者を仲間だと見なす意識を育てていけば、争いを防ぐことはできるはずです。外敵や自然災害等厳しい自然環境の中、一人では何もできないが集団の力で生き抜いてきた人類には、争いを防ぐ力があるはずです。個人として人間がいつまでも成長を続けられるように、人類もまた成長を続けられるはずです。
戦争が勃発する理由は様々ですが現状の不幸や困難な状態を理由に、平和を希求する理想を捨ててはいけません。マザー・テレサは「世界平和のために、われわれはなにをすべきですか?」と問われこう答えました。
「家に帰って、家族を大切にしてあげてください」。
世界平和のために何かをするのではなく、まず目の前の人に、信頼を寄せる、目の前の人と仲間になる、そうした日々の小さな積み重ねが、いつか国家間の争いさえもなくしていくと考えます。そこからはじめるしかないのです。世界から争いをなくしたければ、まずは自分自身が争いから解放されなければなりません。他者に自分を信じてほしいと思うのならば、まずは自分が他者を信じなければなりません。自分を棚に上げて全体の話をするのではなく、全体の一部である自分が、最初の一歩を踏み出す必要があると考えます。
戦争や争いに限らず一般社会での合意形成の難しさは、日常の中で感じることができます。意見が異なり協力的でない他の人を信じることは難しいことかもしれませんが、他の人が協力的であるかどうか、結果がどうなるかなど今考えることではなく、われわれにできることは、いちばん身近な人々に仲間としての信頼を寄せること、それだけだと考えます。人間にとっての試練、そして決断とは、受験や就職、結婚といったシンボリックなライフイベントのときだけ訪れるのではありません。われわれにとっては、なんでもない日々が試練であり、「いま、ここ」の日常に、他者に信頼を寄せる大きな決断と勇気が求められています。
2学期は進路決定や学校生活の充実だけでなく、人類の平和を含めた皆さんの「ずっと先の輝く未来」の充実を総合的に考える時間を持ってください。そのために、勇気をもって新しい場に一歩踏み込んでみてください。その場で出会う多種多様な人々や書物や情報が皆さんを刺激し、更なる勇気を誘発してくれことでしょう。
今日からの皆さんの更なる輝きと勇気に期待し始業式の挨拶といたします。
 

2022.07.19 UP

一学期終業式式辞「そよ風になって」(放送)
安全安心を第一に我慢を重ねてきた一学期も、所定の授業が無事実施でき、本日終業式を迎えることとなりました。皆さんは自分の夢を叶えるための力、学校教育目標に掲げてある「夢の実現力」をつけるため、授業や人間関係の中から多くのことを学んだ一学期ではなかったでしょうか。保護者や先生方からの支援のもと、自分で考え行動していこうとする高校生の姿はいつも輝いています。
2011年(平成23年)3月17日に柴田トヨさんという方が産経新聞に次のような詩を投稿しています。
  「被災者の皆様に」
  もうすぐ百歳になる私 天国に行く日も近いでしょう その時は 日射しとなり 
 そよ風になって 皆様を応援します 朝はかならず やってきます くじけないで!
この詩に人生の究極の目標・ゴールを感じます。一人では生きていけない状態でこの世に生を受け、一定期間、保護者や教育機関等の支援を受けながら自己中心性が許される中で過ごし、自分で考え行動していくことを身に着けていく。成人になる頃には何のために生きているのか何を目標に生きていくのか考えながら、自分自身の力でこれから始まる長い人生のスタートラインに立つ。スタートラインに立つときは、自己中心性が軽減されている状態です。自己中心性から脱却し他者や社会のことを考え貢献していこうとする態度がスタートラインから自分一人で前進する力の源となります。人生の最終的な幸せは、自分の価値を実感することができたときだと考えます。自分の価値を実感することができるときとは、「私は誰かの役に立っている」と感じるときです。しかし、目の前に喜んでくれる人がいたとしても、それがほんとに喜んでいるのかはわかりえないことです。「私は誰かの役に立っている」と自らが感じればそれでいいと考えます。柴田トヨさんの詩に、「私は誰かの役に立っている」という人生の究極の目標・ゴールを感じます。
明日からの長い夏季休業をどう有効に過ごしていくか、自分の意志で決めることができます。その際には、自分の夢から逃げない「勇気」をもって人生の究極の目標・ゴールに向けて前進していくことを期待します。9月1日(水)、自立に向けて前進する皆さんの輝いた表情に再会できることを楽しみにしています。
                   

2022.06.06 UP

6月6日(月)全校朝会「『動機』さえあれば一歩踏み出せる」(放送)
 勉強や仕事が早くできる人は、能力が違うからだと思うかもしれません。あるいは、ものすごい努力をしているので、とても自分はそんなふうになれないと思うかもしれません。
マイクロソフトを作ったビル・ゲイツ、アップル社の故スティーブ・ジョブス、Facebookを作ったマーク・ザッカーバーグなどは、自分とはまったく違う能力を持つ人だと思うかもしれません。しかし、そうではないのです。脳科学の視点からすれば、いわゆる頭がいいとか、天才的ということとは関係がないのです。
 もっとも重要なことは「動機」です。人はなぜ働くのか、その理由が大切なのです。これは精神的な意味で言っているのではありません。
 水が飲みたいというとき、一生懸命に考えてから水を飲むということはないでしょう。喉が渇いたから無意識のうちにお茶を飲んだり、ミネラルウオーターのペットボトルを自動販売機で購入したりしています。
 一方、勉強をしないといけないと分かっていても、なかなか勉強ができなかったり、仕事をやらないといけないなあと思っても、なかなか進まないことがあります。
 この違いは、やはり動機なのです。水を飲むというのは、本能的な問題であって、考え悩むということはありません。生きるために水を飲むということは、脳の中に組み込まれたもっとも強い動機なのです。その動機があるからこそ、歩いて自動販売機のところへ行くことをほとんど無意識のうちにできてしまうのです。
 一方、仕事や勉強には普通、そこまで強い動機が持てません。どうして勉強しなければいけないのだろうと思っている限り、なかなか行動は起こせないのです。
前述したマーク・ザッカーバーグがFacebookを作ったのは、女の子にもてたいという動機がきっかけだったといいます。
ビル・ゲイツはPCが好きでたまらず、それを自分の仕事にするにはどうすればいいか考えたことが、大きな動機になっています。
 故スティーブ・ジョブスは、個人が使うコンピューターは必ず売れるようになると信じて、友人とアップルというPCを作り出しました。
 ここでも動機が大きな原動力となっているのです。行動に移せないときは、動機を再確認してみることが大切です。動機が人の行動を変え、それによって成功にたどり着けるのです。
旅行へ行きたいと思うことは多いでしょう。しかし、予算はどうしようか、日程はどうしようかなどの、さまざまな制約を考え出すと、行動に移さなくなります。多くの人が制約を越える強い動機を持てないのです。だから行動が変化しないともいえます。
 勉強や仕事を早くできる人は強い動機があるのでしょう。今この仕事を終えてしまえば、遊びに行けると思うからこそ、全力で勉強や仕事ができるわけです。
 脳というのは、「なぜそうするか」がはっきりしていないと、その方向へ働かないのです。「なぜ勉強をするのか」「なぜ仕事をするのか」がはっきりしていると、脳の中で意欲が湧いてきます。その理由は人によって違っていいのです。金、出世、名誉、なんでもいいのです。その動機付けができれば、脳はそれを達成するために、神経回路を変化させますから、効率よく勉強や仕事ができるようになるのです。「冴える脳」ができてくるのです。さらに、勉強や仕事をやり遂げることが快感になってくると、早く勉強や仕事を終わらせることに意味が出てきます。大きな仕事ができる人、早く仕事が終わる人は、自分がもっとも面白いと思える動機を探せた人、ともいえます。
 もう一度、自分が何をやりたいのか、なぜやりたいのかを確認してみましょう。

2022.05.16 UP

5月16日(月)全校朝会「はるか彼方の水平線」(放送)
10連休のゴールデンウィークから1週間、メリハリの効いた生活が送れていますか?10連休中、スマホ等で情報量の多い生活の中ですが、静かな部屋で一人になってゆっくりと様々なことを考える時間はとれたでしょうか?自分の心の奥底から湧き上がってくる感情は、溢れ出る涙と同じようにその人の感性を研ぎ澄ませてくれます。日ごろになく一歩も二歩も自分の心の奥底に静かに穏やかにそして自然に踏み込んでいくことは心豊かで幸せな状態だと感じます。
今から60年前の1962年5月12日の夜、全長6メートル足らずの小型ヨットが兵庫県西宮の岸壁から、ひっそりと出港しました。23歳の堀江謙一さんが乗った「マーメイド号」です。目的地はサンフランシスコ。3か月後の8月12日、堀江さんは日本人初の単独無寄港で太平洋横断という快挙を成し遂げました。帰国後出版した航海記「太平洋ひとりぼっち」はベストセラーとなりました。その後も、次々と冒険に挑みます。日本人初の単独無寄港世界一周、全長2・8メートルのヨットや足こぎボートによる単独太平洋横断。公式サイトには「限りないチャレンジそのものが私の人生」と述べています。83歳の堀江さんは現在、小型ヨットで太平洋を航海中です。60年前と逆ルートをたどってサンフランシスコから西宮を目指しています。もちろん単独無寄港の「太平洋独りぼっち」です。水平線を見つめるその瞳はきっと、あの時と同じように輝いているのでしょう。
皆さんは、自分なりの考えを持って慌ただしい日常を送っています。当初持った自分の考えを一歩も二歩も踏み込んでバージョンアップしていけるよう、日常の生活にメリハリをつけて、静かな環境で心穏やかな自然体の時間を持つ工夫をしてみてください。堀江さんと同じはるか彼方の水平線を見つめる瞳のような輝きを、皆さんにも期待します

2022.04.18 UP

令和4年4月18日(月)全校朝会「最善を尽くしチャンスを待て!」(放送)
始業式、入学式から1週間、新型コロナとの共存が求められている中ですが、未来の幸せに向かって努力する高校生活が送れていますか?
目標に向かって一歩一歩歩み続けることの難しさに直面している人もいることでしょう。
進路決定や卒業という目標のさらに先にある「最終ゴール」の一つとして提示した「心豊かな人たちに囲まれ幸せに暮らす」には・・・自らが心豊かな人望を持つ人物に近づこうと、決してあきらめずに「努力」し続けることが大切です。
 努力を続けることをあきらめると、将来他者に対してなにも求めないかまたは力づくで心豊かな人々や集団を求めるようになり、負の連鎖からか、本来の自分とは違う思いもよらぬ行動をとったりして、心豊かな人々や集団が自分から離れていく難しいパターンの人生展開になりがちです。
高校の3年間で自らが心豊かな人望を持つ人物に近づくことを決してあきらめずに「努力」し続けてください。
 もうすこし掘り下げると、
「心地よい努力」と「イライラやストレスの伴う努力」の共存を粘り強く続けようとすることが大切です。
そのためには、まずは心身の健康に伴う心の余裕が必要です。短時間でもいいので深い深い睡眠がとれるよう創意工夫をしてください。そして朝日を見ながら、朝起きて寝るまでに話す人がいる場所に約束なしに登校できる・出勤できる幸せを感じてください。
学校では授業の取組みが重要です。とくに授業担当の先生方とのキャッチボールができるかどうかが求められます。人生経験豊富な心豊かな先生方とのキャッチボールに生きるコツがたっぷり詰まっています。テストの点ももちろん大切ですが、それ以上に宿題提出や授業態度や授業での発言による授業担当者とのキャッチボールは「努力」の証(あかし)として大いに評価されることになります。
深い睡眠や授業への取組みに伴う努力は、続けていくと「心地よい努力」と感じられることでしょう。
学校や社会には、誰にでも苦手なタイプの人々や苦手な業務が存在し「イライラやストレスの伴う努力」を強いられることになります。最終ゴールの一つが「心豊かな人たちに囲まれ幸せに暮らす」としてさらに絶対あきらめないとしたら・・・かっとなって本来の自分とは違う思いもよらぬ行動をとることは得策ではありません。その一瞬はイライラやストレスから解放されますが数秒後から負の連鎖が始まりがちです。苦しい状況の時は「最善を尽くしチャンスを待て」です。スポーツではよく見られます。野球のピッチャーが大きく点差のついた試合でもバッターを打ち取るために一球一球丁寧に配球に注意しながらキャッチャーと英知を尽くして創意工夫しながら粘り強く投げている光景はまさに「最善を尽くしチャンスを待て」です。信じられない奇跡はこの積み重ねからかなりの高い確率で起こるものです。「最善を尽くす」のもう一つの例ですが、苦手なタイプの人と付き合うときはその人の長所を自分の能力として使い協働していく意識を持つことはかなり有効な手段です。
 イライラやストレスが辛いときは、準備の行き届いた大人との触れ合いが大切です。本校では先生方や外部機関の方々が皆さんの目標達成のための努力の支援をしていきます。学校生活が送れるのは保護者や学校創設者をはじめとする関係者の方々の熱い想いと努力の賜でもあります。この空間がある幸せを今一度確認して、決してあきらめない努力を続けてください。朝起きて何もすることがない状況が2ヶ月続くと限界を超えたストレスとなるといわれています。もがきあきらめない自分の姿に自信と誇りをもって自分なりの充実した学校生活を送ってください。
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